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マイケル・シェンカー ロック復興だ

 スコーピオンズ、UFO、マイケル・シェンカー・グループ(MSG)といったバンドで1970~80年代のハードロックをけん引、超人的なギターで「神」と崇拝されたのがマイケル・シェンカー(60)だ。3月に現グループ「マイケル・シェンカーズ・テンプル・オブ・ロック」の新作「スピリット・オン・ア・ミッション」を発表、6月に来日公演を行うなど今もなおエネルギッシュに活動するシェンカーが、充実の心境を語った。

 ドイツ人なので本当は「ミヒャエル」だが「今ではドイツ人も『マイケル』って呼ぶんだ。『ミヒャエル』って呼んでくれるのは母親くらいだよ」と言うほど世界的な存在のシェンカー。近年もコンスタントに新作を発表、ツアーも精力的に行っている。

 新作について「2つの要素があって、1つは非常に速くてハイエナジーでメロディック。もう1つは深みがあってヘビーで。全てを込めようと思った。あと、僕はトシをとってむしろ上り坂というメッセージを込めている」と解説した。

 ボーナストラックでは「たぶん初めて」という歌も披露。「心境を語っておきたいと思った。どうしてここに至ったのか、非常にポジティブな(人生の)変遷だったと伝えたかった」と明かし「個人的な声明なのでシンプル・イズ・ベストにしたかった。メロディックかつアコースティックに仕上げた。出来も非常に良かったと思う」と自信を見せた。

 シェンカーは「ポジティブな変遷」という自身の音楽人生を、3期に分けている。

 初期はスコーピオンズ、UFOで活躍した時期で「自分の開発時期で、いかに上達するか。僕が開発したプレーが世界中に貢献し、影響が80年代、アイアン・メイデンやデフ・レパードなどに飛び火した。リスナーもギターを買って弾こうと思うようになった」と自負。中期はMSG結成後で「学習期で、さまざまな実験を試みてきた。意識的に学習して習熟したのみならず、人生を見つめる時期になった」という。

 今は「熟練期で、培った全てを祝福する時期」だという。具体的には「僕がハンドメイド・ロックと命名したロックがあって。ブラック・サバスやレッド・ツェッペリンたちが確立した、生きたロックのことだ。どんどん風化しつつあるそういったものを現代によみがえらせようとしている」と現在の活動を位置付けるシェンカー。テンプル・オブ・ロック(ロックの神殿)で、神託を伝えていく。

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