花紀京さん「明日があるさ」で旅立ち

 座長として吉本新喜劇の黄金時代を築き、5日に肺炎のため78歳で死去した喜劇俳優の花紀京(はなき・きょう、本名石田京三=いしだ・きょうぞう)さんの葬儀・告別式が7日、大阪市内の斎場で営まれ、元付き人の間寛平(66)、タレントの西川きよし(69)ら50人が参列した。

 棺には親族からの手紙だけが入れられたという。出棺の際には間、新喜劇で共演したチャーリー浜(72)や内場勝則(54)らが棺を担ぎ、ダウンタウンらと期間限定で結成したユニット「Re:Japan」のヒット曲「明日があるさ」のオルゴールバージョンが流された。

 西川は一番の思い出として「横山やすし・西川きよし」結成当時、花紀さんの父の漫才王・横山エンタツさんに引き合わせてもらったことを挙げ、「『漫才をやるんやったら横山エンタツに会うとかないかんやろ。家へ来い』って、家へ連れて行っていただきました」と述懐した。

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