美川憲一 前事務所との和解勧告拒否
歌手の美川憲一(69)が、前所属事務所「エービープロモーション」から美川の独立により経済的損失を受けたとして違約金や出演料など約2億1446万円を求められている損害賠償請求訴訟の第3回口頭弁論が21日、東京地裁で行われた。
美川は姿を見せず、代理人の山縣敦彦弁護士が出席。裁判長は「もともとは一緒に仕事をしていたのだし、話し合いをされては」と和解勧告したが、美川側が「衣装は返しますが、金銭を払うのであれば難しい」と徹底抗戦の構えを見せるなど双方ともに拒否。約5分ほどで閉廷した。次回7月16日に判決が言い渡される。
裁判後、山縣弁護士は「(損害賠償を)お支払いする理由はまったくない」と話した。