市原隼人 新潟訪問で感じ取った
俳優の市原隼人(28)が6日、東京・天王洲の銀河劇場で初主演舞台「最後のサムライ」の会見を行った。
2010年の舞台デビュー作「カーディガン」以来、5年ぶり2度目の舞台出演で、初の座長を務める同作。舞台の本場・米ブロードウェイから演出家イヴァン・キャブネット氏を招へいし、故司馬遼太郎さんの長編小説「峠」の主人公としても知られる幕末の長岡藩家老・河井継之助の姿を描く。
まげを結った“サムライ衣装”で登場した市原は、役作りのため河井が活躍した新潟県長岡市を訪れ、記念館などを巡ったと説明。「どんな人だったのか、実際に空気を吸って考えました」と気合が入っている。
公演は4日に開幕しており、15日まで。