歌手の郷ひろみ（５８）が６日、埼玉・越谷サンシティホールで３６都市４０公演に及ぶ全国ツアーをスタートさせた。６月２３日に利奈夫人（３４）との間に誕生した双子に「兄（けい）」「陸（りく）」と名付けたことを１７００人のファンに報告。「長男はガッツ石松さんに、次男は温水洋一さんに似ている。ちょっと心配」と言いながらも、うれしそうに話した。

　あの、郷ひろみに誕生した双子が、芸能界でも極めて個性的なルックスを持つ２人に似ている！？笑撃の“事実”が、本人から明かされた。

　双子が誕生してから初めてのステージに立った郷は、ファンからは「おめでとう～」と祝福されると、長男を「兄」、次男を「陸」と名付けたことを報告。ガッツ石松と温水洋一に似ているといい、「ちょっと心配しているけど、隔世遺伝でおふくろに似ちゃったかな」と会場の爆笑を誘った。

　開演前の会見では、「兄」には「人が集まって中心人物になる」、「陸」には「龍のように昇っていく」という意味を込めたことを説明。すでに２人の誕生時の体重が合計で５５００グラムだったことを発表していたが、新たに身長が２人とも５０センチと“５づくし”だったことも認めた。

　“運命の双子”には郷の帝王学を施す予定だ。「男の子と聞いて、がぜんやる気が出た。週５日やることは決めている。空手、書道を習わせて日本の文化を学ばせたい。英語も必要だと思う」と教育パパ宣言も飛び出した。

　将来はサッカー選手？と向けられると、「ああいう華やかな舞台で活躍するトップ選手になったらいい」とまんざらでもない様子。ただ歌手は「僕の仕事は大変。郷ひろみになるのは簡単じゃないよ」と反対した。

　誕生前に講習を受け、おむつ替えにも自信を見せるなど“イクメン”ぶりもアピールした郷。自身は来年、還暦を迎えるが、「子供は親の背中を見て育つ。僕自身を磨いていきたい」と決意を新たにしていた。