南果歩、虎も今年こそ“サクラサク”!
熱烈虎党の女優・南果歩(50)がこのほど、インタビューに応じ、9年ぶりの優勝を目指す阪神タイガースにエールを送った。出演映画「サクラサク」が公開中。「命の恩人」と語る阪神・福留孝介外野手(36)への思いとともに、秋には猛虎ファンの願いが“桜満開”となるようにゲキを飛ばした。
夫の渡辺謙(54)とともに芸能界きってのおしどり夫婦、そして熱烈な阪神ファンとして知られる南。公開中の映画「サクラサク」と猛虎の成績が、ともに“満開”となることを願う日々だ。
開幕以降、阪神は好調な打線と投手陣の不安定さが目立っており、上昇するのか下降するのか、目が離せない状況。夫婦ともに全試合をチェックしており、「春になると、阪神ファンって、サクラサクじゃないけど、今年こそは花咲くんじゃないかって期待にワクワクする。懲りないというか」と行く末を見守っている。
中でも応援しているのが「命の恩人」福留だ。米ロサンゼルスに住んでいた時、南は渡辺と中日時代の福留の3人でドジャー・スタジアムに野球を観戦しに行ったことがある。
「私のところにすごい勢いでフライが飛んできたんです。そしたら、福留さんが、つかんでくれた。素手で。もう命の恩人。そのボールにサインをもらって、家宝にしてます」
もう1つの満開を待つ映画は、さだまさしの同名小説が原作。崩壊していた家族が、認知症となった祖父とともに旅行に出ることで再生していく姿を描く。06年に映画「明日の記憶」で若年性アルツハイマー症にかかるサラリーマンを演じた渡辺は「本人もつらいけど、周りのケアも大切だよね」と話したといい、認知症を取り巻く状況などを聞いたという。
作品語り合う
本作の試写も一緒に見るなど、渡辺とは普段から互いの作品について語り合う仲。「仕事に関しては1番厳しいことを言ってくるので、うるさいなって思うこともあります。でも、私も辛辣(しんらつ)に言うし、言い合えるのは信用があるから」。公私ともに支え合うパートナーとともに、人生を歩んでいく。
