歌舞伎俳優の中村時蔵（５８）が２８日に都内で行われた国立劇場３月公演「菅原伝授手習鑑／處女翫浮名横櫛（むすめごのみうきなのよこぐし）」（３月３～２６日）の会見で、昨年１２月１７日に心不全で亡くなった中村獅童（４１）の母・小川陽子さん（享年７３）の四十九日法要をこの日の午前中に済ませたことを報告した。

　いとこにあたる獅童は現在、年下女性との婚約を報じられるなど結婚秒読み状態。時蔵は「母親を亡くしましたが、もう一人前の男ですから。（恋人と）一緒に住んでいて、喪が明けたら、披露宴をするという話も出てるようですし」と獅童の年内再婚の可能性を明かした。

　３月公演「處女‐」で祖父のあたり役を演じる時蔵は「得意役のひとつにしたいので、試金石となります」と気合を入れた。