NHK実況山口アナの母校センバツ出場

 第86回選抜高校野球大会に21世紀枠で出場が決まった鹿児島県立大島高校のOBで、長く甲子園で高校野球の実況を担当してきたNHKの山口達也アナウンサー(50)が24日、デイリースポーツの取材に対し「素直にうれしい。島(奄美大島)全体が喜んでいると思う」と喜んだ。

 多くの甲子園での試合を実況する中で、母校との関わりもあった。2000年夏の大会で開会式の実況を担当した際、高野連の21世紀に向けた企画を取り上げるにあたり、母校・大島高校の主将が色紙につづった夢を紹介した。「その時(母校は)予選で良くてベスト8止まり!と言いまして。まさか出場できるようになるなんて。失礼なことをした」と苦笑いだ。

 ただ、何度も「甲子園はいいな」と思えるシーンと出会ってきただけに、後輩にも「いい思い出を作ってほしい」と願う。

 現在はアナウンス部デスクの立場。各試合を担当する実況アナを決める立場にある。自らを母校の実況担当とすることも可能だが「母校の試合はアルプス席で見ます。すでに休めるように上司にお願いしました。関西には奄美出身の方が多いので、盛り上がると思います。試合に勝って校歌を歌いたい」と、楽しみにしていた。

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