橋下市長、たかじんさんの思い出に涙
大阪市の橋下徹市長(44)は8日、自身の政界進出の後押し役となり、公私にわたって親交が深かったやしきたかじんさんの訃報に「やさしくて…強い人でした…」と言葉を詰まらせ、涙を流しながらたかじんさんとの思い出を語った。
大阪市役所で登庁時に取材に応じた橋下市長は「お元気に復帰されることを、ずっと願ってましたが。残念です」と恩人の死を悼んだ。
たかじんさんの闘病中も見舞いのメールを送っていたが、たかじんさんからは決まって「元気や」「また飲みに行こう」との返事があり、気丈に振る舞っていたことを明かした。3日に亡くなったたかじんさんの訃報は関係者を通じて知ったという。亡くなった、たかじんさんのもとに駆けつけたのかとの質問には「公にすることは控えさせてください」と言葉すくなに返した。