中村蒼 NHK「希望の花」に主演

 俳優の中村蒼(22)がNHKのドラマ「希望の花」に主演することが11日、分かった。中村は現在、大河ドラマ「八重の桜」で徳富蘇峰役を演じているが、同局のドラマに主演するのは初めてとなる。

 同作は昨年、脚本家の登竜門と言われる「第37回創作テレビドラマ大賞」を受賞した藤井香織氏の脚本をドラマ化。就職浪人中の杉浦大樹(中村)が、家業の生花店を手伝う中で働く意義を見つけ、自信を取り戻すストーリー。中村は「大樹はどこにでもいる人間ですが、人間一人ひとりにスポットライトを当てたら必ずすてきな物語があります」と熱い思いを告白している。

 番組の海辺潔プロデューサーも「ステレオタイプになりかねない杉浦大樹が、中村蒼によって化け始めています」と期待に胸を膨らませていた。ドラマは2014年3月に放送予定。

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