「あまちゃん」終了 10月14日に総集編
海女やアイドルを目指して奮闘するヒロインたちの姿を描き、全国的ブームを巻き起こしたNHKの連続テレビ小説「あまちゃん」が28日、放送を終えた。
最終回は東日本大震災から約1年4カ月後の設定。北三陸鉄道の一部区間が復旧、お座敷列車で主人公アキ(能年玲奈)と親友ユイ(橋本愛)のご当地アイドルユニット「潮騒のメモリーズ」が喝采を浴びた。
ロケが行われた岩手県久慈市では「最終回をみんなで見る会」が開かれ、100人以上が参加。主演の能年は番組の公式サイトで「アキちゃんも私も全力で突っ走ってきました。半年間、応援ありがとうございました」とコメントした。
番組は28日放送が第156回。岩手・北三陸などを舞台にした人情喜劇で、登場人物が使う方言「じぇじぇ」が流行語になり、CDがヒットするなど社会現象になった。
「あまちゃん」の平均視聴率は30日に発表。今月16日にこれまでの最高視聴率27・0%を記録した。3時間の総集編が10月14日午前にNHK総合で放送される。