ケミストリー堂珍カープは生活の一部

 活動休止中の人気デュオ・CHEMISTRYの堂珍嘉邦(34)がプロ野球・広島へのクライマックスシリーズ(CS)進出を切望した。広島県安芸高田市出身で、過去には広島市民球場でのアルバイト経験をはじめ、始球式を2度務めるなど、熱烈な鯉党としても知られている。「CS見たいですよ。長く楽しみたいですし」と期待し、選手個々についても熱っぽく語るなど“カープ愛”を存分にアピールした。

 常にクールなイメージを醸し出す堂珍の口調が、みるみるうちに熱を帯びていく。「勝てば気分いいし、負ければ気分悪いし。本当に生活の一部」と言い切る赤ヘルへの思いを身を乗り出しながら激白した。

 安芸高田市出身で、アマチュア時代には広島市民球場で切符のもぎりやスタンドの警備員のアルバイト経験を持つ。「小学校からのファン。特定の選手ではなく球団、チームが好き」という堂珍にとって赤ヘルのCS出場はまさに悲願。チームは現在、3位争い真っただ中。「8月後半からコロコロ入れ替わるから油断できない」とハラハラする心境を口にした。

ゲーム会社に注文 選手個々の“分析”もファンならでは。今年二塁のレギュラーの座をつかんだ菊池涼介内野手(23)については「打撃でも意外性があるし、レギュラーの顔になってきた」と頼もしそう。「失策が目立つけど、菊池選手だから追いつける打球も多い」とフォローし、「ゲームで菊池選手の守備力が低いのが納得できない。ゲーム会社もちゃんと見て欲しい」と注文までつけた。

 また、CS進出のキーマンの1人にかつて4番を務め、現在は2軍で復活を目指す栗原健太内野手(31)の名を挙げ、「20発、100打点を目指すぐらいじゃないと浮上はない」と奮起を期待。さらに、昨年新人王に輝いたものの、今季はなかなか波に乗り切れない野村祐輔投手(24)に対しては「僕もそうだったけど、デビュー後に自分より上手な人がいることを知ってからさらに強くなれる」と自身の体験も踏まえエールを送った。

 05年には応援歌「わしを市民球場に連れてって」を作詞作曲。球場横で“ゲリラライブ”を行い、披露した際にはファンも一緒に歌ってくれたといい、「あれは非公認応援歌だったんですけど、(球場でも)流してもらってうれしかった」と振り返った。次なる“野望”は球場に個人広告を掲出することで、「昔、奥田民生さんがやったような、横にでっかい看板を買いたい」と夢を膨らませた。

里帰りステージ デビュー以降、多忙のため、なかなか帰郷できなかったが、31日に安芸高田市で行われる「第10回安芸高田花火大会」で特別ステージを行う。「小学校時代の友達とか、卒業以来会っていない人もいるのでとても楽しみ」と胸を膨らませた。同時に「その時まで、カープも脱落しないで頑張ってくれたらいいですね」と、最後まで見かけとは裏腹に熱く熱くカープ愛を語っていた。

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