女優・平田薫（２３）が１０日、都内で５年ぶりとなる写真集「ＫＡＯＲＵ」（ワニブックス）の発売記念握手会を行い、東日本大震災から２年の思いを語った。

　宮城県仙台市出身で、両親ともに元消防士。関係者によれば、元レスキュー隊の父は震災の救助活動を行っていたという。平田は「２年経って、自分の中でも、皆さんも（記憶が）薄れてきたところがあると思うけれど、あの時の気持ちは忘れないようにしたい。自分のできることを考えて、この先も続けていきたい」と真剣なまなざしで被災地支援継続を誓う。

　地元の友人から当時の話を聞くこともあるといい、「友達はみんな前向き。復興に前向きです。応援したいと思うし、自分も頑張ろうと思う」と故郷への思いを胸に前進していきたい気持ちも明かした。

　４月からフジテレビ系ドラマ「ラスト・シンデレラ」に出演する。