女優・羽田美智子（４４）がＮＨＫ総合のドラマ「第二楽章」（４月１６日スタート、火曜、後１０・００）で、女優・板谷由夏（３７）とダブル主演し“アラフォー対決”を繰り広げることが２０日、分かった。

　羽田は現役バイオリニスト役で、引退して幸せな家庭を築いた親友（板谷）とぶつかり合う。正反対の道を選んだ２人の女性のリアルな本音に注目が集まりそうだ。

　ドラマは１７年の歳月を経て、親友・遠藤奈津美（板谷）と再会した白瀬茉莉（羽田）の心の動揺やかっとうを描く。奈津美は妊娠・結婚を機に引退したが、その夫・一登（谷原章介＝４０）は茉莉が過去に思いを寄せていた相手。再会した２人が互いの思いをぶつけ合い、それぞれの人生を見つめ直すストーリーだ。

　羽田はＮＨＫドラマは初主演。嫉妬（しっと）、友情、愛情などさまざまな感情に振り回される役柄に意欲を見せている。収録は２２日から開始されるが、板谷との“アラフォー対決”にも「成長期ではない成熟期のリアルな女心を演じていきたいと思ってます」と生々しい感情をそそぎ込む。

　一方の板谷は昨年８月に第２子を出産したばかりで、ママ役は板に付いている。「いろんな意味で冒険が始まります。見ていただいた方が人生をやさしく考えるきっかけになれば」と羽田との“対決”を心待ちにしている。

　２人の対決とともにアラフォー女性の本音もビシバシ感じられるドラマだ。