吉本興業に所属する女性芸人によるアイドルユニット「シュガーズ」が結成されたことが１０日、分かった。

　初期メンバーは森三中、ハリセンボン、アジアン、友近（３９）ら１１人。センターポジションに指名されたのは森三中の大島美幸（３２）で、奇遇にもＡＫＢ４８のエース・大島優子（２４）と同名。大島は「ＡＫＢと対立したい！！」とアイドル戦国時代をリードする国民的グループに対し、早速ライバル心を燃やした。

　国民的な人気を誇るＡＫＢに、強力なライバルが出現した！？森三中、ハリセンボン、アジアン、友近、椿鬼奴（４０）、南海キャンディーズ・山崎静代（３３）、まちゃまちゃ（３６）の吉本芸人１１人で結成されたシュガーズ。『日本女子よ、もっと自分にご褒美を！』をコンセプトに、頑張っている女性を楽しませる活動を展開していく。

　ＣＤデビューも検討されているユニットで、今後メンバーは増員予定だが、個性豊かな顔ぶれの中、エースポジションを任されたのは大島だった。シュガーズの“センター”は、早くももうひとりの『大島』を意識しまくった。鼻息を荒くし、「ＡＫＢと対立したい！！栃木出身で（優子と）共通点があるし、センターはらしてもらいます」と堂々のライバル宣言。関係者はセンター抜てきの理由を、「大島はリーダーシップがありますから。それと…名前ですね！！」と隠すことなく明かした。大島率いる芸人軍団が、群雄割拠のアイドル界に乗り込む。

　この日から早速、冠番組となるＴＢＳラジオ「シュガーズの週末は甘えナイト！」（土曜、後７・００）がスタート。初回を記念して都内で行われた公開生放送に、１期生のうち９人がピンクとブルーのラブリーなメイド風コスチュームで登場した。

　歌ネタで知られる森三中・黒沢かずこ（３４）は、メンバーから作詞作曲を依頼され、「♪シュッガー、シュッガー、シュガシュガ、シュガー」と即興でユニットのテーマソングを制作した。アイドル界の頂点を目指すからには大みそかの大舞台も視界に入る。大島は「黒沢さんが紅白に行きたがってるので、１年後に頑張ります」と乙女の夢をふくらませていた。