２７日にＡＫＢを卒業した前田敦子（２１）が、２８日午前０時をもって恋愛解禁となった。ＡＫＢではグループの規則として恋愛が禁止されていたが、総合プロデューサーの秋元康氏（５６）から「（２８日の）０時００分から恋愛していいよ」と言われたことを卒業公演前の会見で明かした。もっとも１４歳から約６年半、ＡＫＢ一筋だった前田は「まだまだ先の話かな」と苦笑いを浮かべたが、今後は初ロマンスにも注目が集まる。　　　　　　

　ＡＫＢからの「卒業」は「恋愛解禁」を意味する。約６年半もの間、恋愛を封印し、大黒柱としてＡＫＢにすべてを注いできた前田は、恋愛解禁について問われると「どうなんでしょうね」と笑いながら、「まだまだ先の話かな。何も分からないです」と話した。

　前日行われた東京ドーム公演最終日で、前田は「ＡＫＢは私の青春でした」とあいさつ。１４歳でＡＫＢ入りし、グループとともに、自身も成長してきた。だが、恋愛となると、ＡＫＢには「両思い禁止」という“鉄の掟”があるために、真っすぐ仕事にまい進してきた。

　それだけに「父と娘の関係」と言われるほど深い絆で結ばれている秋元氏は、前田に恋愛解禁を言い渡し、前田は「２８日の０時００分になったら、『恋愛していいよ』と言ってくださってます」と明かした。

　もっとも前田は現在、好きな人が「いない」といい、初ロマンスはまだまだ先になりそう。今後については、「色んなところに１人で行きたいです。ニューヨークとかに留学してみたいな」と、とりあえずは“１人”でのプライベートの充実に目を輝かせていた。