佐々木つとむさん殺害事件…指名手配の愛人が青森で入水自殺

 渥美清や田中角栄の物まねで一世を風靡した人気ものまねタレント・佐々木つとむさん(享年40)が、愛人から全身をメッタ刺しにされる凄惨な事件が起こったのは1987年のことだった。現場となったのは半同棲していたアパート。事件発覚の2日後には遠く離れた青森の海岸で、指名手配されていた愛人が入水自殺を図り、水死体で発見されるという衝撃の展開だった。

 【佐々木つとむさん殺し 指名手配の愛人が水死体で発見 メモ残し自殺】

 声帯模写のタレント・佐々木つとむさん(享年40)が9月4日、東京都板橋区のアパートで全身をメッタ刺しにされ刺殺されたのが見つかった事件で、警視庁捜査一課と高島平署に殺人容疑で指名手配されていた愛人Aが6日朝、青森県むつ市の海岸で、水死体で発見された。

 Aが宿泊していた青森市内のホテルに「いろいろご迷惑をかけました」などと書いたメモが残されており、同課は入水自殺したとみている。

 調べによると、6日午前9時半ごろ、むつ市内の海岸に、女性用の靴、バッグがあるのを散歩中の近所の人が発見し、通報。むつ署が捜索したところ、付近の海中で水死体を見つけた。

 女性は青森市内のホテルのマッチを持っており、ホテルの部屋を調べると、「いろいろとご迷惑をかけました。母のところへ連絡して下さい」と書いたメモがあった。

 Aは5日午後9時10分ごろ1人でチェックインし、6日午前0時ごろ、フロントに「1時間ぐらい外出してきます」と言って外出したという。所持品のバッグには現金50万円が入っていた。

 Aの死体は鼻と額に擦り傷があるほかは外傷はなく、口や鼻から白い泡を出していたことから水死とみられる。

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