ジャンボＶＳトミー！夢の“ＯＮ対決”にギャラリー３万人！

【１９９２年５月４日デイリースポーツ紙面より】ジャンボ、敵なしの２週連続Ｖで新記録73勝－３日、愛知県・名古屋ＧＣ和合コースで行われた中日クラウンズ最終日、首位でスタートの尾崎将司（４５）は前半で３バーディーで独走態勢を固め、ノーボギーの堅実さもみせて通算１０アンダーで優勝。今季２勝目、７回目の２週連続Ｖとなった。また、これで通算勝利は“７３”（ツアー５５勝）。前週で並んでいた樋口久子を抜き№１の座に就くと同時に、次週フジサンケイクラシック（静岡）で自身の持つ日本記録、３週連続Ｖへ挑む。

　３日目を終えて尾崎将司がツアー７３勝目へ向けて首位、１打差の２位でライバルの中嶋常幸が追うシビれる展開。ゴルフファンの人気を二分する“ＯＮ”の１打を争う対決を目当てに、３日目は１万７０００人、最終日には３万人超のギャラリーが押し寄せた。最後は２位に４打差をつけて尾崎が優勝。無敵の強さを誇ったジャンボのゴルフにギャラリーは釘付けになったのでしょうね。

ウッズぶっちぎり日本初Ｖ！

【デイリースポーツ２００４年１１月２２日紙面より】　通算１３アンダーの単独首位で出たタイガー・ウッズ（２８）＝米国＝が５バーディー、２ボギーの６７で回り、通算１６アンダーで逃げ切った。ウッズは日本ツアー初制覇で、ストローク戦の優勝は昨年１０月のＷＧＣアメリカンエキスプレス選手権以来で、通算４８勝目（米ツアー４０勝）。川岸良兼が通算８アンダーで２位に入った。

　２位に８打差をつけてぶっちぎりで日本ツアー初優勝したウッズ。その強さもさることながら、大会前に韓国のカジノで１２００万円を稼いでから来日したことや、優勝した日の夜にプライベートジェットで帰国した、そのスケールの大きさ、スター性に驚いたものです。時は経ち、２０１７年５月２９日、米国で、薬物の影響下で車を運転した、として逮捕されたニュース、そして公開されたうつろな表情の写真に衝撃を受けました。多くのゴルファーの憧れであり、目指される存在であったはず。いつかまた日本でその雄姿を見たい、と願うファンは多いでしょう。必ず復活してくれる、と信じています！

男子ツアーに挑むスーパー16歳・ウィー旋風