池田勇太が7年ぶり22勝目へ舞台整った
「男子ゴルフ・ACN選手権・第3日」(7日、三木GC=パー71)
通算5アンダー、28位から出た池田勇太(40)=フリー=が5バーディー、ノーボギーの66と大きくスコアを伸ばし、同10アンダーでホールアウト時点で首位と2打差につける躍進、優勝争いに食い込んできた。
池田は出だし、511ヤードと長いパー4で「アゲンストだったし、2打目が(左手前の)深いラフに行って…」。そこからのアプローチも2メートルを残したが、これをねじ込んでパー発進。
さらに3番パー3はティーショットがグリーン右の、ぬかるんだライに止まる不運。2打目をロブショットでアプローチする高い技術を見せたが、ピンまでは3メートルに止まった。しかしこのピンチも、パッティング技術でしのいだ。
5番まで、パーを続けると6番パー3はティーショットを2・5メートルにつけて、この日初めてのバーディー。すると8番まで3連続で、一気に順位を上げてきた。
ハーフターン後も10番、そして18番でバーディーを奪い、ギャラリーの喝采を浴びた池田。
前日も1ボギー(5バーディー)と、連日の安定したプレーの理由に「無理しないこと」を挙げた。
加えて「自分の位置を考えて、(練習を)重ねてきた成果がこのスコアかな。40歳を超えたけど、成長はいくらでもできると思っているから」と、復活に期する思いが実りつつある手応えを実感している。
目指すはもちろん「勝つこと」しかない。2019年、ミズノオープンを最後に優勝から遠ざかっているが、あと4勝としている永久シード(通算25勝)もまだまだ十分に狙える。現在、ポイントランク31位で、今季の優勝選手ら30名に与えられる最終戦・日本シリーズJTカップへの出場はかなり可能性が高いが「勝たずには行きたくない」くらいの思いを持つ。
2018年の同大会(当時はダイヤモンドカップ)で勝ったこともあり復活Vへの舞台は、整いつつある。
