日本ツアー引退表明のアン・ソンジュが最後の舞台を前に決意語る
「女子ゴルフ・延田グループ・マスターズGCレディース」(22日開幕、マスターズGC=パー72)
日本ツアーからの引退を表明していたアン・ソンジュ(39)=韓国=が、最後の舞台に選んだこの大会の開幕前日に取材に応じ、意気込みを語った。
ツアー28勝を誇る実力者だが、今回の決断について「飛距離が出なくなった上、コースは長くなってくる。4日間、実力を保つ体力も『限界まで来たかな』というところ。戦える力がなくなった」ことを理由に挙げた。
2024年のNEC軽井沢以来、国内ツアーの出場はなかったが、8月末、所属プロのイ・ボミに「推薦をもらえるか聞いてもらった」と言い、出場が決定した後、「2週間くらい前」の段階で、最後の優勝の舞台でもある同大会をもって国内ツアー引退することを決意したという。「韓国ツアーは来年も2試合くらい出ると思いますけど。こっちは私が出ないことで若い子が1人、出られるようになれば」と、次世代に道を譲る考えだ。
タッグを組むキャディーは14年にアンが賞金女王となった時のエースキャディーだった森本真祐氏。「真さんから連絡が来て。感動しました」と言う。
現在「出場が決まってトレーニングしすぎて」、右肩の状態が思わしくなく、ブロック注射などの治療を受けてゴルフができる体調を保っている。それだけに順位的な目標は立てづらいが、練習に付き合った森本キャディーは「やっぱり、上手い。飛距離は以前より落ちてますが、ボールの扱いなどを見れば全然通用しますよ」と技術の高さを再確認。
「戦う、ということはしたくない。一生懸命やって、予選を通れば最高だし、そうでなくても最後、楽しくやって36ホール(2日間)を笑顔でプレーできれば」と、ラストラウンドへの決意を口にした。
