桑木志帆と申ジエの“死闘”はプレーオフへ
「女子ゴルフ・日本女子オープン選手権・最終日」(4日、宝塚GC旧C=パー70)
雨中の激闘は、プレーオフにまでもつれ込むことになった。
前日までと打って変わって、朝から雨が降りしきる中で迎えた最終日。通算9アンダーの首位・桑木志帆(23)=大和ハウス工業=と、同7アンダーで追いかける申ジエ(38)=韓国=の一騎打ちは、最終局面まで予断を許さないものとなった。
桑木が勝てば今季国内4勝目。24年ツアー選手権リコーカップ以来の公式戦2勝目。AIG全英女子オープンと合わせ、日米ツアーでの同年公式戦勝利となれば1977年樋口久子(日本女子プロゴルフ選手権、日本女子オープン、全米女子プロ)、2019年渋野日向子(ワールド・サロンパス・カップ、全英女子オープン)以来7年ぶり、3人目の快挙となる。
一方の申ジエなら、国内30勝目で永久シードを獲得。さらに公式戦は昨年のワールド・サロンパス・カップ以来通算6勝、そして前人未踏の4冠を成し遂げる。
前半は桑木が2バーディー。申ジエは2バーディー、1ボギー。その後、3打差でホールを消化していったが13番の申ジエ、ピンの右上、10メートルを超えるバーディーパットをねじ込んでガッツポーズ。これには桑木も笑うしかない。
申ジエは14番パー5でもバーディーを奪い、ついに一打差にまで迫った。
16番パー3ではグリーンを捉えた桑木に対し、申ジエは右のバンカー。これを寄せきれず、5メートル程度のパーパットを残したが、見事にねじ込んで、ガッツポーズだ。
そして17番パー5。同じような場所からの3打目を5メートルにつけた桑木に対し、申ジエは右1メートルでバーディー。ついに追いついた。
勝負の18番。申ジエはラフからの2打目が上のカラー。ここからパターで寄せたが、ピン下1・5メートル。一方の桑木は左上10メートルからしっかりとパットを決めて、申ジエのパーパットを待った。申ジエも譲らず、ナイスパーセーブ。
勝負はプレーオフに持ち込まれた。
