ルーキー藤本愛菜がレジェンドの助言背に好スタート
「女子ゴルフ・日本女子オープン選手権・第1日」(1日、宝塚GC旧C=パー70)
ツアールーキーの藤本愛菜(19)=ヤマエグループHD=が5バーディー、1ボギーの66でラウンド。午前組がホールアウトした時点で、首位と2打差の3位という、いいスタートを切った。
「久々に、すべてがかみ合いました。目標として4アンダーを考えていたので」と満足度の高いラウンドになった。
前週の9位など、状態は「開幕戦のころくらい、良くなっている」という藤本。大きな理由として「飛距離が欲しくてドライバーのシャフトを変えてたんですが、飛ぶけど操作性が今ひとつで、それを(2週前に)アマチュア時代に使っていたものに戻したら良くなった」という。
出だしから、冴えていた。残り117ヤードからの、ピッチングウエッジでの2打目はピン上「1センチ」にピタリ。気分よく出て行くことができた。
そして、この日のキーとなったのが続く2番パー3だ。ティーショットがグリーン手前ラフ。2打目のアプローチはカップを2メートルほど通り過ぎた。そしてパーパット。これがカップ手前で急に左へ切れて、ボギー。
開場100年を迎える同コースは、グリーンがコーライだったころから「大阪方面(南東方向)に向けて“強い目”がある」と言われてきた。ベントグリーンへと改修後も、その“目”が残っているとされる。
開幕直前、そのアドバイスを送ってくれたのが、親交のある佐野木計至氏だ。同コースでのトーナメント開催は少ないが、故・尾崎将司氏と長年タッグを組んだ、日本初のプロキャディーだった佐野木氏は、日本中のコースを知り尽くす。
それを、2番のボギーパットで体感することができた。「あれはすごく参考になりましたね」と、藤本は以降、4つのバーディーを重ねて上位に食い込んできた。
「こういうビッグトーナメント、メジャーで結果を出したい。ここに向けて、調整もしてきました」というショットの状態と、佐野木氏の助言によるグリーン上のパフォーマンスがマッチしての好スコア。
「ずっと、思っている」と切望する初優勝へ、2日目以降も「このままいければ」と前を向いた。
