安本美咲 大会“皆勤賞”が実った初栄冠「すごくうれしい」 作陽高の後輩・渋野日向子と通じる前向きな明るさ「学校の伝統ですかね」
「第5回 タツミカップ・レディース」(4日、兵庫CC=パー71)
決勝ラウンドが行われ、安本美咲(28)=フリー=がアウト34、イン32の66、5アンダーで優勝した。2位にはアマチュアの藪内優衣(20)が入った。
明るく、前向きなゴルフが推進力となった。この大会は“皆勤賞”となる安本の初優勝。「大学(流通経大)を卒業して、大会で勝てたのはこれが初めて。すごくうれしいです」と声を弾ませた。
作陽高(現作陽学園)では渋野日向子の1学年上にあたる。輝かしい実績を残す後輩について、安本は「本当にいい刺激。私も頑張らないと、と思っています」と話す。
焦りとか、うらやむとか、ネガティブな感情は一切、伝わってこない。「それも学校(作陽)の伝統ですかね」。渋野の代名詞でもある前向きな明るさは、安本にも共通する。
2日に予定されていた男子の部は台風6号の影響で中止など、前日の朝まで強風に見舞われたコースだったが「グリーンがすごくきれいで。素晴らしいコンディションでできました」と、コース管理担当への感謝をにじませつつ、それをプレーへと落とし込んだ。
前半(イン)は9パットなど、グリーン上でスコアを作った。加えて「ショットも良かったので、1打目でフェアウエーに置いて、次をしっかり(チャンスに)つけられるマネジメントもできました」と胸を張った。
ここから日本女子オープン予選などを経て、プロテストが待つ。「いい弾みになりました」と、晴れの国・岡山出身らしい、晴れやかな笑顔で“この先”を見据えていた。
◆安本美咲(やすもと・みさき)1998年2月10日、岡山県出身。10歳でゴルフを始め、作陽高(現作陽学園)から流通経大に進学。2018年の全国女子学生選手権3位などの成績を残す。卒業後は岡山県内のゴルフ場に勤務。得意クラブはパター。
