ゴルフ 大ベテランの金言で岡田晃平が午前組首位発進
「男子ゴルフ・日本プロ選手権センコーグループ・カップ・第1日」(21日、蒲生GC=パー72)
プロ3年目のシーズンを迎えている岡田晃平(24)=フリー=が1イーグル、7バーディー、2ボギーの65でラウンドし、午前スタート組ではトップでのホールアウトを果たした。
昨年、トップ10入りが5回。明徳義塾中、高から東北福祉大に進み、2022年には日本アマを制するなど、最も優勝に近い未勝利選手と目されている。
強い世代だ。杉浦悠太、下家秀琉ら、すでに勝っている同級生もいる。特に下家の勝利(バンテリン東海)は「後ろの組で回っていたので。刺激になりましたね」という。
この大会は「ちょっと、気分で」と、ドライバーのシャフトを0・5インチ短くした。結果「ミート率、スピン量が良くなって、真っ直ぐ飛んでます」と、ティーショットが安定したことも好スコアに結びついた。
しかし、岡田にとって躍進の、最大の要因はこの試合で“スポット参戦”した谷口徹の存在だった。
過去にラウンドしたこともある縁で、谷口は「ポテンシャルがある」と岡田を気に掛けていた。前日のパッティンググリーンで岡田を見た際に「ちょっと気になった」と、“即席レッスン会”に。具体的には「カップの向こうの壁を意識して」と、しっかり打つことをアドバイス。
これが特に6打伸ばした後半はわずか9パット、計22パットという、効果的なものになった。
加えて、通算20勝の大ベテランならではの金言が、岡田の心に刺さった。岡田から試合に対する心構えを質問すると、「どんな試合も勝つ気で行ってたよ。松山(英樹)もそうやろ。最後は気合いと根性や」と返ってきた。
それまでは「4日間は長いので、どこかでアジャストしようというところがあった」というが、この日は午前3時45分に目覚めた瞬間から「やるぞ!」と勝つ気をみなぎらせた、その結果の7アンダーだ。
「谷口さんにお礼を言いたい」と岡田。もちろん「スコアよりも『勝つ』の気持ちで」結果を残すことが、何よりも恩返しになると信じ、残り3日に向かっていく。
