松山英樹 米ツアー12季目総括「苦しい時間長かった」 来季は「マスターズにいい状態で」
男子ゴルフで日本の第一人者、松山英樹が23日、東京都内で合同インタビューに応じ、主戦場とする米ツアー12季目の今季を総括した。
-今季を振り返って。
「開幕戦での優勝後はなかなかいいプレーができなくて苦しい時間も長かったが、最後に(ツアー外大会の)ヒーロー・ワールドチャレンジで勝てていい締めくくりができた。来季へのきっかけもつかめた」
-開幕戦では72ホールのツアー最少スコアを1打更新する通算35アンダーで快勝した。
「なかなか出るスコアではない。これから塗り替えられるかもしれないが、1年は記録を保てたのはうれしい」
-日本では米ツアーと日本ツアーで1試合ずつ出場した。
「たくさんの観客が集まってくれたのでいいプレーをしたいとは思うが、勝利には全然足りないゴルフをしている。最終日に優勝争いしているところを見てもらえるように頑張らないと」
-プレーで気になるところは。
「ティーショットとパットはずっと課題にしている」
-オフの過ごし方は。
「ヒーローが終わってからほとんどクラブを握っていない。そろそろ準備して2週間で仕上げて、ソニー・オープン(来年1月15日開幕)からスタートダッシュできるようにしたい」
-来季の日本勢は他に平田憲聖や中島啓太らが米ツアーに参戦する。
「怖いと思うことはない。上位にいるなら負けたくないが、自分のベストパフォーマンスを出せば負けるつもりはない」
-来季に向けて。
「まずは早めに優勝してマスターズ・トーナメントにいい状態で挑むことが第一の目標。その後はメジャーに照準を合わせて一つでも多く勝てるようにしていけたら」





