女子ゴルフ 永峰咲希が地元ファン喜ばせる首位発進
「女子ゴルフ・ツアー選手権リコー杯・第1日」(27日、宮崎CC=パー72)
宮崎市出身の永峰咲希(30)=ニトリ=が6バーディー、1ボギーの67で回り首位で第1ラウンドを終えた。
圧巻は平均ストローク4・6250の18番パー4。423ヤードの打ち上げとなっており誰もが苦しむこのホールで、ティーショットをフェアウエーに置き、残り161ヤードを6番アイアンでピン下にピタリとつけて、この日わずか2人しか出なかったバーディーでフィニッシュした。
ジュニア時代から「数え切れない」ほどこのコースには親しんできた。プロ入り後は特に、オフにラウンドすることが多いため「冬なので(コースは)硬くて速い。それよりはましなので、足し算できる」と、オフより止まりやすい分「勇気を持って突っ込むと、ちょうどいい」と、見事に攻略。
限られた40人にしか与えられない出場権。「身近だけどなかなか出られない、ギャップのある大会」出場を、7月の資生堂・JALレディース勝利により早々と決め「心の準備ができる」という部分も大きい。
同コース「人生でベストスコア」を弾みに、2日目以降も突き進む。




