木村彩子 3年ぶり2勝目 95年度生まれ堀琴、柏原、永峰のV刺激「同級生に続きたかった」
「女子ゴルフ・富士通レディース・最終日」(19日、東急セブンハンドレッド=パー72)
首位から出た木村彩子(29)=コンフェックス=が6バーディー、2ボギーの68をマークし、通算12アンダーで3年ぶりのツアー2勝目を飾った。3年前の賞金で購入した高級外車をすぐ手放した失敗を教訓に、次の新車購入のノルマである3勝目に視線を向けた。4打差の2位に高橋彩華、神谷そら、桑木志帆が並んだ。木村、高橋とともに首位から出た渡辺彩香は74と崩れ、通算6アンダーで6位。渋野日向子は40位だった。
木村はウイニングパットを決め、両手を突き上げた。「カメラマンがどこにいるかを確認して、ポーズを取りました」。緊張で眠れなかった前夜に考案したといい「ちょっとダサいかも。慣れていなくて」と照れくさそうに笑った。
パー3で3バーディーを奪った。4番は4メートル、8番は5Wで30センチにつけ、13番は5メートルを決めた。1日目の後、南秀樹コーチにフォローを出すよう指摘され、パットが改善。自慢のショットとかみ合った。
2022年「アース・モンダミン・カップ」ではホールアウト後に後続が伸びず、初優勝が転がり込んだ。今回は首位で並ぶ高橋、渡辺との最終組で勝利。「競っている中で集中できた」と胸を張った。
3年前の賞金5400万円でBMW M8・クーペを2000万円超で購入。しかし「キャディーバッグもそんなに入らないし、職業柄向いていない。半年で売って大赤字。母にメチャクチャ怒られた」と苦笑した。母・美保さんと「3勝したら」新車購入が許される約束を交わしている。SUV車のマセラティに戻しているが「大きくて派手なのが好き。SUVのランボルギーニ、めっちゃ高いけどフェラーリもカッコイイ」と3勝目を見据えた。
今季は1995年度生まれの堀琴音、柏原明日架、永峰咲希が優勝。「同級生に続きたかった」。来月迎える30歳の誕生日を前に「上達している実感はある。息の長い選手になりたい」と誓った。
◇木村 彩子(きむら・あやこ)1995年11月2日、大阪府枚方市出身。小学2年時に父の転勤で千葉県へ。10歳でゴルフを始め、聖徳大付属女子高を卒業した。2015年に2度目の挑戦でプロテストに合格した。22年のアース・モンダミン・カップでツアー初優勝。今季は開幕戦のダイキン・オーキッド・レディースで2位に入るなど、今大会前まで8回のひとけた順位を記録していた。155センチ、50キロ。





