今平周吾 68マーク 首位に並んだ 33歳誕生日ウイーク「優勝したい」11勝目射程圏に

 「男子ゴルフ・バンテリン東海クラシック・第3日」(4日、三好CC=パー71)

 ツアー通算10勝の今平周吾(33)=ロピア=が6バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの68マークし、通算10アンダーで、未勝利の下家秀琉(23)=ELECOM=とともに首位に並んだ。1打差の3位に安森一貴、岡田晃平、吉田泰基、宋永漢(韓国)がつけた。

 今平は前半の6番でバンカーに入れたボールが「目玉」になって、ダブルボギー。嫌な展開になりかけたところを、8番のバーディーで持ち直した。3メートルを流し込んで勢いづくと、後半は三つ伸ばした。3日間の平均パット数はトップ。朝から雨が降り続いたこの日はグリーンが重く「しっかり打つようにした」との意識も奏功した。精度を高くパットを決め、首位に躍り出た。

 8月に長女紗奈ちゃんが誕生。休養した前週は練習だけでなく、家族と癒やしのひとときを過ごした。気力を充実させて臨んだ今大会で、ツアー11勝目を射程に捉えた。初日の2日に33歳になったばかり。今季は2位が最高で「今年はあまり良くない。バースデーウイークに優勝したい」と気合を入れた。

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