小祝さくら 左手首手術のため今季全休へ ポイントランク3位も将来を見据えて決断「また元気な姿でプレーできるように」
左手首を痛めて7月の試合を最後に欠場が続いている女子ゴルフの小祝さくら(27)=ニトリ=のマネジメント事務所は8日、故障箇所が「TFCC損傷(尺骨側手関節三角繊維軟骨複合体損傷)」と診断され、手術を受けるため、今季ツアーの残り試合を欠場すると発表した。
ツアーの顔を担う“鉄人”が治療に専念する。小祝は7月の明治安田レディスで通算12勝目を挙げたが、翌週の大東建託いい部屋ネット・レディース2日目の9番を終えたところで、左手首の痛みで棄権した。以降、9月のゴルフ5レディースまで国内ツアーは6戦連続で欠場。7月の海外メジャー・AIG全英女子オープンも出場を控えた。
マネジメント事務所によると、「TFCC損傷」とは手首にある軟骨と靱帯(じんたい)の複合体が損傷した状態で、特にクラブを振るなどの回旋運動を行う際に痛みが伴う。小祝の場合は安静や固定器具、保存療法で一定の症状改善はあったものの、スイングの基幹である手首の安定性や回旋動作の重要な役割を担う箇所であることから、将来も見据えて手術を受けることを決めた。
小祝は事務所を通じて「大好きなゴルフをこれからも続けていくため、今は無理をせず、治療に専念して、また元気な姿で皆さまの前でプレーできるように努力します」とコメントした。
生涯獲得賞金は約8億2700万円。ツアー歴代4位の142試合連続出場記録を持ち、疲れ知らずで抜群の安定感を誇ってきた。山下、竹田らが米ツアーに挑戦した今季は、年間女王の筆頭候補に挙げられ、ポイントランキングも3位につけていた。今季の優勝により来季のシード権は手にしており、復活に向けて、しばし体を休める。
