高橋彩華 安全第一で4位発進 安定のボギーなしで69マーク 大会は混戦模様も冷静「ショットの精度をもっと上げたい」
「女子ゴルフ・資生堂・JALレディース・第1日」(3日、戸塚CC=パー72)
高橋彩華(26)=フリー=が3バーディー、ボギーなしの69で回り、首位と2打差の4位につけた。ツアー初優勝を目指す25歳の吉本ここねと通算3勝を狙う永峰咲希がともに5バーディー、ボギーなしの67で回り、首位発進。金田久美子が1打差の3位で続いた。
高橋は好スタートに「風の角度が微妙で、確信を持って打てなかった。保険をかけながら」という安全第一のプレーで持ち前の安定感を示した。今季パーオン率1位の選手らしく「攻めるところは攻めて、基本は(グリーンの)センター」との狙いで好スコアにつなげた。3番で2メートルを沈め、5番も伸ばして迎えた15番は15メートルほどがカップイン。「めっちゃラッキー」とほほ笑んだ。
6月の宮里藍サントリー・レディースで3季ぶりのツアー2勝目を挙げると、翌週以降も2位と5位。暑さが増す中、肉体面では何種類も試した末にたどり着いたお気に入りの入浴剤でリフレッシュ。「疲労の抜け方が違う」と状態を維持している。
伸び悩む選手が多く、大会は混戦模様。抜け出すために「ショットの精度をもっと上げたい」と冷静に課題と向き合った。