岩井千怜 耐えて耐えて5位浮上 「落ち着いて自分のペースで淡々とできた」 悪条件も自然体を強調

 「米女子ゴルフ・米女子プロ選手権・第2日」(20日、フィールズ・ランチ・イースト=パー72) 

 第2ラウンドが行われ、3位から出た竹田麗央(22)=ヤマエグループHD=が71で回り、通算3アンダーでトップと3打差の2位につけた。岩井千怜(22)=Honda=が通算1アンダーの5位で、山下美夢有(23)=花王=はイーブンパーの8位。勝みなみと西村優菜は4オーバーの36位、7オーバーの笹生優花は68位で決勝ラウンドに進んだ。渋野日向子、西郷真央、古江彩佳は予選落ち。ジーノ・ティティクル(タイ)が6アンダーで首位を維持した。

 崩れそうになるところをしっかり耐え、岩井千がメジャー初制覇を狙える5位の好位置で決勝ラウンドに進んだ。「落ち着いて自分のペースで淡々とできた。それは良かった」と息をついた。

 インから出た10、11番は「自分でもびっくり」と連続バーディー。その後は伸ばせず、ティーショットを右に曲げた後半6番で3パットのダブルボギーをたたいた。悪い流れに傾いてもおかしくないところで難所の8番(パー3)は第1打をバンカーに入れながらパーセーブ。第2打をグリーン手前の谷に落として1罰打となったパー5の9番も、4打目を寄せてスコアを保った。

 難コースに酷暑、初日より強い風。重なる悪条件にも「伸ばしたくても伸ばせないコース。これがメジャー」と割り切り「暑くても大丈夫と気持ちを強く持ってプレーした」と胸を張った。

 米ツアー本格参戦1年目。双子の姉、明愛と切磋琢磨(せっさたくま)し、5月のリビエラマヤ・オープンで初優勝した。勝負の残り2日に向け「風が強くなると思うが、考え過ぎず淡々とやれたら」と自然体を強調した。

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