4打差7位浮上の青木瀬令奈 全英女子オープン出場権かかる2位以内へ意欲「行きたい!」

 「女子ゴルフ・宮里藍サントリー・レディース・第3日」(14日、六甲国際GC=パー72)

 首位と6打差、12位でスタートした青木瀬令奈(32)=リシャール・ミル=が悪天候の中、5バーディー、1ボギーの68、通算10アンダーとスコアを伸ばし、首位と4打差の7位に詰め寄った。

 この大会、2位以内でAIG全英女子オープン出場権を手にすることができる。21年の同大会で優勝、カーヌスティーでの全英出場経験もあるだけに、相性は抜群。

 ハーフターン後「風が強くなりましたね」と言いつつも、豊富な経験を存分に生かして11、12番で連続バーディー。17番パー5も3打目を163ヤード残しながら、右からの強風を読み切って4メートルにつけるバーディーだ。

 前回出場した全英では2日間4オーバー、予選突破に3打足りず「コテンパンにやられましたねえ」と振り返る。

 加えて22年ミュアフィールドは、2週前の水曜日に出場枠が下りてきて、権利が得られたものの、多くの選手がマネジャー任せにしている飛行機、宿舎などの手配を、青木は個人で行っているため「ちょっと(準備の)時間がないかも、と思ってチャンスがありながら行かなかったんですよ」という。

 その後、同大会に出場した仲良しの藤田さいきらから土産話を耳にするにつけ、出場見送りが今でも心残りとなっており、全英への思いは誰よりも強い。

 「行きたい!」と青木。そのためには2位以内が絶対条件となる。好相性の大会、忘れ物を取りに行く戦いに強い気持ちで臨む。

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