「女子ゴルフ・ヨネックス・レディース・第２日」（７日、ヨネックスＣＣ＝パー７２）

　３６位から出た沖せいら（３２）＝フリー＝が８バーディー、ボギーなしの６４をマークし、３位に急浮上した。ツアー初勝利を狙う宮田成華が６８と伸ばし、通算１１アンダーで首位を守り、穴井詩が１打差の２位につけた。

　バーディーラッシュで、一気に優勝圏内へ駆け上がった。沖が８バーディー、ノーボギーで自己ベストを２打更新する６４をマーク。３６位から３位に浮上した。バーディーを八つ奪う会心のラウンドに「ショットが良かった。ピンを狙ってチャンスにつけられていた」と納得の表情だった。

　ボクシングの元世界４階級制覇王者、井岡一翔らを参考にオフからピラティスを取り入れ、持病の腰痛が改善された。思うようなスイングにつながっているという。

　今シーズンは１１戦中、４月のＫＫＴ杯バンテリン・レディースの９位が最高で、予選落ちが６回。今季は初優勝の選手が続々と生まれているだけに「それに続けられれば。この位置にいるからには攻めてバーディーを増やしていきたい」と意気込んだ。