男子ゴルフ 元テレビマンの鈴木海斗が予選初突破 順位ボードに自身の名前「うれしかったです」
「男子ゴルフ・関西オープン選手権・第2日」(16日、日野GC=パー70)
レギュラーツアー2戦目出場(前回は2023年の日本プロゴルフ選手権、予選落ち)の鈴木海斗(27)=トーシン・ウィナーズ=が5バーディー、2ボギーの67で回り、通算7アンダーでホールアウト。
午前組ではトップに1打差という好スコアで初の予選突破を確定させた鈴木。18番グリーン脇のリーダーズボードでは、プレーの時点で首位に自身の名前があり「うれしかったです」と相好を崩した。
前週はACN(下部)ツアーでプレーオフの末敗れたが、同ツアー3戦出場し尻上がりに順位を上げており、その好調ぶりを今大会でも示した形だ。
明大卒業後は一度、CSテレビ局・スカイAに就職した変わり種。同局でゴルフ中継に関わるうちに「火が付いた」と、プロ転向を決断した。
業務を通じて「こういう試合は多くの人が協力して成り立っている。周囲を見て、ギャラリーに楽しんでいただけるよう」と、元テレビマンならではの感覚を持ちながらプレーする。
一方で「プレッシャーには強い方だと思います」という鈴木。「ACNと違い、何勝もしている先輩方と同じ舞台で戦うのは違った緊張感があると思いますが、楽しみつつプレーしたい」と初めての決勝ラウンドに目を向けた。