申ジエがプレーオフ制し7年ぶり大会2勝目 生涯獲得賞金14億円超える
「女子ゴルフ・ワールド・サロンパス・カップ・最終日」(11日、茨城GC東C=パー72)
通算10アンダーでスタートした藤田さいき(39)=JBS=は2、3番で3打落とす苦しい展開。2日目から前週の発熱がぶり返し、この日も37度を超える熱と咳に悩まされながらプレーを続けた。
その後は2バーディー、2ボギーと何とかしのいでホールアウト。
2打差で追う形でのスタートとなった申ジエ(37)=韓国=はパープレーを続けていたが14番で初めてボギーをたたき、通算7アンダーに。
18ホールを終えても決着がつかず、試合は18番ホールを使用してのプレーオフにもつれ込んだ。
1ホール目。共にフェアウエーから2打目を刻んだが、藤田は左ラフ。3打目がグリーン右上に外れた一方、2打目をフェアウエーセンターに置いた申ジエはカップ手前20センチに寄せるスーパーショットでバーディーを“確定”させ、決着。
申ジエは2018年以来、2度目の同大会優勝。またすでに史上1位となっている生涯獲得賞金も14億円を超えた。




