「米女子ゴルフ・ブラックデザート選手権・最終日」（４日、ブラックデザート・リゾートＧＣ＝パー７２）

　最終ラウンドが行われ、７位で出た竹田麗央（２２）＝ヤマエグループＨＤ＝は７バーディー、１ボギーの６６をマークし、通算１８アンダーで５位だった。７１の山下美夢有が通算１２アンダーで２０位。前週のメジャー大会、シェブロン選手権を制した西郷真央は７０で回り、１０アンダーで３１位だった。ユ・ヘラン（韓国）が通算２６アンダーで優勝し、賞金４５万ドル（約６５００万円）を獲得した。

　６打差を追った最終日にショット、パットとも好調で６６で回った竹田は、伸ばし合いの中で優勝に届かなかった。

　ティーショットを左のバンカーに入れた２番は第２打をピンそば２メートルにつけてバーディー。さらにパー５の７番と９番でともにスコアを伸ばすなど、前半は３２で回った。

　１２番からも３連続バーディーを奪ったが、上位陣も伸ばしていた。「ちょっと優勝は厳しいかなと思った。一つ一つバーディーを取ろう」と切り替えた最後の４ホールは伸ばせなかった。

　優勝者には８打離された。見つけた課題は「初日、２日目にもっとスコアを出さないといけない」ということ。「どこかで予選通過をまず目標にしている部分がある」と慎重になり過ぎていたと気づき「初日からガンガン攻めていけるようになりたい」と新たな目標を掲げた。次は８日からのみずほアメリカズ・オープンに挑む。