勝みなみ「もったいないボギーが多かった。悔い残る」 4差暫定10位「もっと上位にいける。自分を信じて」
「米女子ゴルフ・シェブロン選手権・第1日」(24日、カールトンウッズ・クラブ=パー72)
雷雲が接近したためサスペンデッドとなった。順位は全て暫定。勝みなみ(26)=明治安田=が69をマークし、首位と4打差の10位となった。西郷真央は70で16位、古江彩佳は71の24位につけた。岩井明愛、千怜の姉妹が72の34位で73の61位に畑岡奈紗、渋野日向子、竹田麗央、山下美夢有、吉田優利が並んだ。笹生優花と西村優菜は75の92位で馬場咲希は77の118位と出遅れた。日本選手は全員がプレーを完了した。トップは65をマークした劉艶(中国)とユ・ヘラン(韓国)。
最終18番で4メートルのパットを沈め、この日七つ目のバーディーを奪った勝が日本勢トップの暫定10位につけた。それでも「もったいないボギーが多かった。悔いの残るラウンドになってしまった」とやや不満げ。昨年は9位に入り、シェブロン選手権は「イメージがいい大会」だけに求めるレベルは高い。
序盤の3連続バーディーが大きかった。7番アイアンを使った2番の第2打は、残り170ヤードから追い風に乗ってピンそば1メートル強にぴたり。パー3の3番は3メートルにつけ、パー5の4番も3打目を1メートル弱に運んでスコアを伸ばした。
首位をうかがう勢いだった後は気まぐれな風に翻弄(ほんろう)されて4ボギー。「前の人と自分が打つときで全く違う風が吹くことがあった」と語るなど、対応力が第2ラウンド以降の課題となる。
日本では日本女子オープン選手権を2連覇するなどアマチュア時代を含めて通算8勝の実績があるが、米ツアーは未勝利。3年目でそろそろ真価を発揮したいところで「もっと上位にいける。自分を信じてやれたら」と気合を入れた。





