堀琴音 67でイッキに単独首位!ミセス初Vグイッ 青木瀬令奈「長所を忘れないように」の助言でバーディー量産

 ホールアウトし、高橋彩華(左)と握手する堀琴音
 18番で第3打を放つ堀琴音
2枚

 「女子ゴルフ・KKT杯バンテリン・レディース・第2日」(19日、熊本空港CC=パー72)

 12位から出た堀琴音(29)=ダイセル=が7バーディー、2ボギーの67で回り、通算7アンダーで単独トップに浮上。ツアー通算3勝目、昨年12月の結婚後では初めての優勝に王手をかけた。1打差の2位に佐久間朱莉、小林夢果、永峰咲希の3人が続いた。今季初戦だった川崎春花は通算4オーバーの68位で予選落ちした。

 堀が2022年のTポイント×ENEOS以来、3年ぶりとなる通算3勝目に王手をかけた。

 前半はボギー、バーディーが交互に来る展開だったが、8番パー3で5メートルを沈め、初めてバーディーを先行させると9番パー5でもバーディー。後半も3つ伸ばして一気に首位に立った。

 好プレーに関しては「ショットもパットもかみ合ってきたので。昨日の後半ぐらいから」と自己分析。グリーン上での読みが冴(さ)えていたことはもちろんだが、バーディーチャンスに多くつけられるショットの状態の良さがスコアを支えている。

 きっかけは大会前、青木瀬令奈との食事だった。そこで青木から「欠点を挙げていくのもいいけど、長所を忘れないように」という助言をもらったことだ。

 「ちょっとストレートボールを打とうとしていたけど、私の持ち球はフェード。出球を思い通りに扱った方がいい」と決め、自信のあるショットにこだわった結果のバーディー量産だった。

 昨年暮れに結婚。ミセスとして初めての優勝争いでもあるが「あ、そうでしたね」とご主人の存在が飛ぶほど集中した?ラウンドでもあった。最終日、都内にいる夫の来場は「後で連絡してみます」と不明だが、喜び合える相手がいる。これまでとはひと味違った優勝に突き進んでいく。

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