菅楓華は2位 13番痛恨ボギー響き逆転許す 史上最年少4日間完全優勝はならずも「最後まで諦めずプレーできた」
「女子ゴルフ・ダイキン・オーキッド・レディース・最終日」(9日、琉球GC=パー72)
初日から首位を守り続けた菅楓華(19)=ニトリ=だったが首位と並んで通算7アンダーで迎えた13番パー3でティーショットがショート。1メートルあまりのパーパットを外し、痛恨のボギー。
逆に岩井千怜が14番でバーディーを奪って突き放されると、追いかける力は残っていなかった。
「10代での優勝」を目指して、自身2度目の最終日最終組でのラウンドに挑んだが、終わってみれば通算6アンダー、岩井千と4打差2位という結果だったが、悔しさはありながらも「この前の最終組と比べたら、大きく崩れなかったし、ショットも安定していた」と自身の成長を感じた一日でもあった。
勝てば初日からの首位を守りきることになり、史上最年少での4日間大会完全優勝でもあったが、逃した魚の大きさより「最後まで(気持ちが)折れず、諦めずにプレーすることができた」と収穫の大きさを強調した菅。20歳になる5月17日まで、まだ6試合ある。大目標達成のチャンスはまだまだ残されている。