古江彩佳 開幕4戦目で今季最高2位 課題の後半9ホール攻略し持ち前の安定感発揮「やるべきことはできた」

 「米女子ゴルフ・HSBC女子世界選手権・最終日」(2日、セントーサGC=パー72)

 最終ラウンドが行われ、7位で出た古江彩佳(24)=富士通=は5バーディー、1ボギーの68と伸ばし、通算9アンダーの279で今季最高の2位に入った。パリ五輪金メダルのリディア・コ(ニュージーランド)が13アンダーで逃げ切り、賞金36万ドル(約5400万円)を獲得した。ツアー23勝目。西郷真央が通算5アンダーで11位、畑岡奈紗が1打差で14位となった。

 首位快走の五輪覇者、コには届かなかった。それでも古江はこの4日間でベストの68で回り、開幕4戦目で今シーズン最高の2位。7位から詰め寄り「やるべきことはできた」と納得の表情だった。

 前半で二つ伸ばし、後半に加速。13番でバーディーを奪うと15番もグリーン外の長い距離からパターでねじ込みスコアを伸ばした。16番も難しい位置から沈めて2桁アンダーとし「長いのが入り、そこら辺はラッキー」。17番でボギーを出したが、課題だった後半9ホールを攻略した。

 第3日に暑さや疲れから集中力が切れた反省を生かし、こまめに栄養を補給。単独首位で最終日を迎えた前年の大会は体調不良で失速して8位だった。今年は主役に躍り出る場面こそなかったが、持ち前の安定感を披露。「全体的にショット、パットはいい状態だった」と手応えをつかんだ。

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