最終日最終組で日韓女王対決が実現 2位浮上の山下美夢有は「追いかける立場だけどいつも通りで」

 11番、バーディーパットを沈めギャラリーの歓声に応える山下美夢有(撮影・開出牧)
 11番、バーディーパットを沈める山下美夢有(撮影・開出牧)
 17番、大勢のギャラリーに囲まれてティーショットを放つ山下美夢有(撮影・開出牧)
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 「女子ゴルフ・ワールド・サロンパス・カップ・第3日」(4日、茨城GC東C=パー72)

 2022年大会の覇者で、8位から出た山下美夢有(22)=加賀電子=が5バーディー、1ボギーの68をマーク。通算7アンダーに伸ばし、首位の李叡源(イ・イェウォン・韓国)と3打差の2位に浮上した。

 1番は1・5メートル、2番はカラーから14メートルの長いバーディーパットが決まり、連続バーディーとする最高の立ち上がり。7番でも伸ばすと、10番は7メートル、11番は10メートルとロングパットを沈めて、一時は単独首位に立った。

 しかし、14番パー4は会心のセカンドショットを放ってつけた2メートルのバーディーパットを決めきれず。「そこからショットが荒れてしまった」と流れを悪くすると、16番はバンカーからの“ホームラン”。子の日唯一のボギーで一歩後退し「ちょっともったいないボギーというか、パーで上がりたかった。17、18番でまた良い流れをつかめたらなと思ったんですけど」と悔やんだ。

 ただ、ショットは改善傾向で「縦距離も比較的合うようになってきたし、思い通りの距離が出てきたスイングはできてるかな」と手応えは十分。最終日は最終組で韓国の賞金女王・李叡源との日韓女王対決が実現し、「追いかける立場ですけど、いつも通りのプレーで回れたら」と自然体で逆転優勝を狙う。

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