女子ゴルフ・今季メジャー初戦 Wサロンパス杯に古江彩佳、西村優菜ら参戦予定 小林浩美会長「非常に楽しみな大会になる」

 女子ゴルフの今季メジャー初戦・ワールド・レディース・サロンパス・カップ(5月2日開幕)が行われる茨城GCで16日、大会概要を発表する記者会見が行われた。

 昨年は西コースでの開催だったが、今年は西村優菜が優勝した2021年以来、3年ぶりに東コースで行われる。東コースは西コースに比べて、距離が長いことが特徴。コースヤーデージは21年大会と比べ、18ホールで計35ヤード伸びている。

 コースセッティング担当の茂木宏美は所用のために会見を欠席したが、「フェアウエーラインは21年と比べ変更しているホールもありますが、幅は前回とほぼ同じです。(20ヤード延伸の)4番は前回345ヤードと同じティー面で、後ろに下げた形です。そのティーの長さが32ヤードあるので、穂によってティーの位置を前後に動かし、ターゲットに変化をつける目的があります。西コースと違い、花道を使えない状況がかなり多いので、そのような時にどんな球筋で、どのように攻めていくのかが、本年度の見どころだと考えています」とコメントを寄せた。

 出場予定選手は120人で、米女子ツアーを主戦場とする古江彩佳、西村優菜、勝みなみ、稲見萌寧が参戦予定。昨年の韓国ツアー賞金女王のイ・イェウォンも世界ランキングの資格で出場を予定している。なお、昨年同大会を制した吉田優利は出場しない。

 会見に出席した日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の小林浩美会長は「初優勝のドアをトントントンとたたいている人がいっぱいいますし、すでに3人も出ている。なおかつ、アメリカから帰ってくる選手もいるというところで非常に楽しみな大会に、春のメジャーになると思っています」と期待を寄せた。

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