松山英樹 3週ぶり復帰戦1打差2位発進 67好スコアに笑顔 腰痛に足のしびれで不安も
「米男子ゴルフ・アーノルド・パーマー招待・第1日」(7日、ベイヒル・クラブ=パー72)
松山英樹(32)=LEXUS=は1イーグル、5バーディー、2ボギーの67で回り、トップと1打差の2位につけた。松山は優勝した2月のジェネシス招待以来、3週ぶりの復帰。シェーン・ローリー(アイルランド)が66で単独首位に立った。賞金総額2千万ドル(約29億6千万円)の高額賞金大会で69人が出場。第2ラウンド終了時に50位と首位と10打差までが予選を通過する。
2月のジェネシス招待でアジア勢最多のツアー通算9勝目を達成して以来の大会に臨んだ松山が、2位と好発進した。前日は腰痛でプロアマ戦を欠場。出場が危ぶまれながらも67の好スコアを出し「期待は全然なかった。うれしいラウンド」と笑顔を見せた。
1番で5メートルのパットを沈めてバーディー。アイアンもさえて4番、5番は1・2メートルにつけてともにスコアを伸ばした。パー5の16番はグリーン奥のセミラフから約15ヤードのアプローチを沈めてイーグル。パットもわずか26と好調だった。競技後は腰の状態について「2年前くらいにもあったが、ここまで長引くのは初めて。足もしびれているのでちょっと怖い」と不安を口にした。
最近はほぼ痛みなくプレーしていたが、再び故障が襲いかかった。「練習したいけどできる体ではない。しっかり休む」と慎重な姿勢を崩さなかった。





