“ママさんルーキー”神谷和奏が11位浮上 初賞金の使い道は「アンパンマンのシールとお菓子」 JLPGA新人戦

9番でティーショットを放つ神谷和奏
娘の咲凜ちゃんを抱きかかえる神谷和奏
9番のティーショット後、笑顔の神谷和奏
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 「女子ゴルフ・JLPGA新人戦・加賀電子カップ・第2日」(7日、グレートアイランドC=パー72)

 17位から出た神谷和奏(22)=フリー=が3バーディー、2ボギーの71をマーク。通算2オーバーの11位に浮上した。

 史上初の“ママさんルーキー”が今日も娘のために奮闘した。最終18番でシビアな3メートルをパーセーブ。外し頃の距離にボギーもよぎったが「諦めそうになったけど、帰ったら子どもがいる」と2歳のかわいい長女・咲凜ちゃんを頭に浮かべ、もうひと踏ん張り。強気のタッチでカップに流し込んだ。

 今週は娘に加え、21年に結婚した夫の幸宏さんも帯同していた。神谷は取材を受け終わった後、咲凜ちゃんを抱きかかえて試合中とは違った母の顔になった。ツアーデビューする来季は、この景色が当たり前になるかもしれない。

 ただ、不安もある。昨今の子育て支援が叫ばれる時代で、JLPGAも23年からツアーの一部で託児所を設立。今季はレギュラーツアー10試合、ステップアップツアー2試合で託児所を設けた。神谷が出場したファーストQTの会場でも、子どもを預ける施設があり「安心感はありますね。すぐに子どもに会えると思うと、練習も集中してできる」。

 だが、働く母にとってまだまだ環境は十分に整っていない。JLPGAは託児所を設ける試合を増やしたいという考えだが、急速には増やせない。神谷が来季主戦場とするであろうステップアップツアーで、来季も託児所があるのは今季と同じく2試合のみ。さらに日本全国を回るツアーでは、遠征費も不安材料で「経済的にも苦しいと思う。自分1人で動く場面もどこかであるかな」と神谷は話す。

 それでも、夢にまで見たプロ生活は始まった。2、3週間後には娘が楽しみにしているクリスマスが控え、初賞金が出る新人戦で稼ぎたい。「娘にサンタさんに何が欲しいのって聞いたら、アンパンマンのシールとお菓子って(笑)」。娘のために最高のプレゼントを贈りたい。

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