賞金王の中島啓太は同学年対決敗れるも「良い精神状態でお互いできた」 蝉川に1打及ばず2位 JTカップ

 1番、第2打を打つ中島啓太(撮影・伊藤笙子)
 2番、バーディーを決め拳を握る中島啓太(撮影・伊藤笙子)
 優勝した蟬川泰果(左)と抱き合う中島啓太(撮影・伊藤笙子)
3枚

 「男子ゴルフ・日本シリーズJTカップ・最終日」(3日、東京よみうりCC=パー70)

 首位タイから出た中島啓太(23)=フリー=は3バーディー、2ボギーの69をマーク。通算14アンダーで、蟬川泰果に1打届かずの2位に終わった。

 序盤から蟬川とのシーソーゲームを展開し、首位と2位を何度も行ったり来たりした。しかし、後半は12、13、16番とミドルパットのタッチが合わずスコアは停滞。首位タイで並んで迎えた17番パー5で、蟬川はバーディー、中島は1・5メートルのチャンスを外し、勝負の明暗が分かれた。

 息の詰まる同学年ライバル対決に敗れはしたが「お互い良い精神状態の中で試合ができた」と充実感たっぷり。今季6月のASO飯塚チャレンジドでプロ初優勝を果たすなど3勝。ナショナルチームの先輩・金谷や蟬川らとし烈な賞金レースを勝ち抜き、初の賞金王に輝いた1年を「1年間最高のライバルと賞金王争いができたのはうれしかったし、楽しかった。良い1年だった」と振り返った。

 ただ、今年の中島の戦いはまだ終わりではない。賞金王の資格で、14日から4日間行われる米下部ツアーの最終予選会(米フロリダ州)に出場する。「出発まで1週間切っているので、今からやることはない。良い準備をして気持ちを切らさずに、もう1試合頑張りたい」と力を込めた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ゴルフ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ゴルフ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス