堀川未来夢 ノーボギー6連続バーディーで首位 「マネジメント通りにいっているので楽しみ」
「男子ゴルフ・マイナビABC・第2日」(3日、ABC・GC=パー72)
9位から出た昨年覇者の堀川未来夢(30)がボギーなしで6連続を含む8バーディーを奪い、同じく64で回ったジュビック・パグンサン(フィリピン)とともに通算13アンダー、131で首位に並んだ。1打差の3位に初日首位の中島啓太と、佐藤大平、さらに1打差の5位にショーン・ノリス(南アフリカ)が続いた。蟬川泰果は通算8アンダーで13位、賞金ランキング1位の金谷拓実は30位。
堀川が首位に躍り出た。圧巻の6連続バーディーは、2019年のツアー選手権森ビル杯でマークして以来2度目で自己ベスト。その時も優勝しているから縁起がいい。
インから出た前半は我慢のゴルフだった。「きょうはパットが入らない日なんだ」と自覚したという。そこで後半は「タッチだけ合わせ、ストレスのないパーを拾っていこう」と切り替えた。すると2番で10メートルのバーディーパットを流し込むなど「距離を合わせたら、入ってくれるようになった」。ここから6連続でスコアを伸ばした。
ツアー通算4勝。そのうち2勝はツアー選手権森ビル杯と日本プロ選手権の国内三大大会で挙げており、勝負強い。決勝ラウンドへ向けて「自分のマネジメント通りにいっているので楽しみ」と手応えを口にした。




