中島啓太「63」単独トップ 会心ラウンド「全て安定していた」

 「男子ゴルフ・マイナビABC・第1日」(2日、ABC・GC=パー72)

 今季2勝を挙げている中島啓太(23)が1イーグル、8バーディー、1ボギーで回り、63で単独トップに立った。1打差の2位に近藤智弘。さらに1打差の3位に勝俣陵、宋永漢(韓国)、佐藤大平がつけた。賞金ランキング首位の金谷拓実は68で15位。日本オープン選手権覇者の岩崎亜久竜、蟬川泰果はイーブンパーで62位と出遅れた。

 中島が会心のゴルフを展開した。ツアー自己ベストに並ぶ63。「ティーショットもセカンドもパットも全て安定していた」と納得のラウンドだった。その言葉を象徴したのが15番のパー5。残り277ヤード、フェアウエーからの第2打を3番ウッドで手前6メートルに乗せ、これを沈めてイーグルを奪った。賞金ランキングは2位で首位の金谷とは約120万円差。ライバルのプレーを同組で目の当たりにして「明日は伸ばしてくる」と警戒した。

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