松山英樹のスーパーショットに大歓声 残り240ヤードからベタピン→イーグルで魅了

 同組のリッキー・ファウラー(左)と言葉を交わしながらフェアウェイを歩く松山英樹
 8番、大ギャラリーに囲まれティーショットを放つ松山英樹(中央)=撮影・開出牧
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 「米男子ゴルフ・ZOZOチャンピオンシップ・第1日」(19日、アコーディアG習志野CC=パー70)

 背中痛による棄権から2カ月ぶりに実戦復帰した松山英樹(31)=LEXUS=が1イーグル、2バーディー、3ボギーの69でラウンドし、1アンダーの26位で初日を終えた。14番パー5は240ヤード強の第2打を50センチにつけるスーパーショットでイーグル。ギャラリーを熱狂させた。石川遼は68の2アンダーで17位。日本勢では堀川未来夢が5アンダーで1打差の2位につけた。コリン・モリカワ(米国)が6アンダーで単独首位。

 習志野CCが米国にいるかのような大歓声に包まれた。松山が2オーバーで迎えた14番パー5。残り240ヤード超の第2打を5番ウッドで放ったボールがグリーン中央に落ち、右奥のピン方向に転がってカップの左奥50センチで止まるスーパーショットとなった。

 「グリーン面が全く見えなかったので(ピンの)後ろの木に向かって打てばいい感じかなと思った。いいショットを打って、歓声が上がったので(ピンに)ついたなと思った」。楽々とイーグルを奪って再び大歓声を沸き起こし、スコアをイーブンパーに戻した。

 8月のBMW選手権第2ラウンドのスタート前に背中痛で棄権して以来、2カ月ぶりの実戦。「(緊張は)練習の時はあまり感じなかったが、1番のティーグラウンドに上がって感じたし、セカンドも感じながら打っていた」と平常心ではなかったという。

 序盤はチャンスでパットが決まらず、ようやく7番パー3でピン奥2・5メートルにつけて初バーディー。しかし、9、10番のパー4でいずれも第2打をグリーン脇のバンカーに入れ連続ボギー。12番もボギーで2オーバーまで落とし「心が折れそうだったが、踏みとどまれてよかった」。ホールを取り囲んだ日本のギャラリーの声援が助けになった。

 18番パー5もバーディーで締め「アンダーパーで終わってよかった」。プレー内容にも「ショットは少しずつよくなる気配は感じている。パッティングがよくなれば、ショットにもつながってくると思う」と手応えがある。2日目に本領発揮だ。

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