米男子ゴルフ 松山英樹「もちろんプレーする以上は優勝したい」2カ月ぶり実戦で2年ぶりVへ ZOZO選手権公式会見

 同組でラウンドした(右から)岩崎亜久竜、松山英樹、A・スコット
 10番の第1打を打ち終えた松山英樹(右)とA・スコット
 10番のティーショットを放つ松山英樹
3枚

 「米男子ゴルフ・ZOZOチャンピオンシップ」(19日開幕、アコーディアG習志野CC=パー70)

 公式練習が17日、行われ松山英樹はインコースの9ホールをアダム・スコット(オーストラリア)、前週の日本オープン選手権でツアー初優勝を果たした岩崎亜久竜と同組でラウンドするなどして調整した。公式会見に臨み2021年大会以来の優勝へ「2年前みたいなプレーができればいいが、なかなか。久々の試合なのでどうなるか分からないが、全力でプレーしたい」と話した。

 8月の昨季プレーオフ第2戦、BMW選手権で第2ラウンドのスタート前に背中痛で棄権して以来の実戦。「最初の1カ月はゆっくりして、そこから少しずつ体を動かしながら練習した。いい状態で来られたのかなと思う」と感触は悪くない。

 ただしその間、ラウンド数は限られていたといい、問題は試合勘を取り戻せるか。「そこは心配だが(試合間隔を)空けざるをえなかった。いい準備ができたと思う。試合に入っていく中で、早めにペースをつかめればなと思う」とした。

 コースの印象についても「ラフは昨年も優勝したとき(21年)に比べたらきついと思った。今年はさらに密集している。(フェアウエーを)外したらタフになる。ティーショットが鍵になるんじゃないか」と警戒。「もちろんプレーする以上は優勝したい。この2カ月でやれたことをそのまま試合でできるかだと思っている」とテーマを掲げた。

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