ペ・ソンウがホールインワン未遂の珍バーディー「入っているでしょ、という感じ」も説明受け納得 カップ壁面に食い込む
「女子ゴルフ・日本女子オープン選手権・第3日」(30日、芦原GC海C=パー72)
ペ・ソンウ(韓国)が7番パー3で、ほぼホールインワンという珍しいバーディーを決めた。打ち下ろしのグリーンへ5番アイアンで放たれたボールは、鈍い音を立てて実測192ヤード先のカップにダイレクトで入ったかに見えた。しかし、ボールはカップ内側の壁面に食い込んでおり、球の上部がグリーン面よりも上にある状態で止まっていた。
競技委員を呼び状況を確認した結果、ゴルフ規則の定義詳説「ホールに入る/1」により、「球がホールの内側の側面にくい込み、その球のすべての部分がパッティンググリーン面より下にない場合、その球はホールに入ったことにはならない」と裁定され、カップインしたとは認められなかった。同時に、ゴルフ規則13・1c(2)により「この場合、球をマークして拾い上げ、そのボールマークを修復し、球を元の箇所にリプレースすることになる」として、ペ・ソンウはカップのすぐ外側にマークしてボールを拾い上げ、へこんだカップの壁面が修復された後にタップインしてバーディーとした。
この際、カップの淵にリプレースしようとしたボールがカップに落ちて止まらなかったため、ゴルフ規則規則14・2eにより「リプレースした球が止まらない場合、再度試し、それでも球が止まらない場合、ホールに近づかず、球が止まる最も近い箇所にリプレースしなければならない」として、ほんの少し離れた箇所にリプレースする処置がとられた。
この日、ペ・ソンウは5バーディー、3バーディーの70でラウンドし、通算5アンダーに伸ばした。ホールアウト後、アテスト時に再度、ルールについて説明を受けたといい「プレーしながら納得のいかない点があったので、スコアリングのところで、ルールをもう一回、見せてもらった。ルールブックの内容通りだから仕方ない」と話した。
ボールの状況については「(カップの)壁面に刺さっていた。結構深く入っていたので、ちょっと一生懸命取らないと取れなかった」と説明。「私も(あのような状態は)初めて見た。頭は5分の1(上に)出ていて、横(壁面)に半分近くはまっていた。もう入っているでしょ、という感じだった」と振り返った。
【参考】
ゴルフ規則・定義「ホールに入る」
球がストローク後にホールの中に止まり、球全体がパッティンググリーン面より下にあるとき。
規則が「ホールアウトする」、「ホールアウト」と言及する場合、それはプレーヤーの球がホールに入ったときを意味する。
球がホールの中の旗竿に寄りかかって止まっている特別なケースについては、規則13・2cを参照のこと(球の一部がパッティンググリーン面より下にあればその球はホールに入ったものとして扱われる)。
ゴルフ規則・定義の詳説「ホールに入る/1」
球がホールの内側の壁面にくい込んだ場合、ホールに入ったことになるためにはその球のすべての部分がパッティンググリーン面より下になければならない。
球がホールの内側の壁面にくい込み、その球のすべての部分がパッティンググリーン面よりも下にない場合、その球はホールに入ったことにはならない。たとえその球が旗竿に触れていたとしても、そのことは当てはまる。


